ダランベール法は、ルーレット・バカラ・ブラックジャックなどで、2倍配当のゲームに賭ける方法です。
近年はこの手法とそのバリエーションに人気があると言われます。
賭け方としては、勝った場合は賭け金を1単位減らし、負けた場合には賭け金を1単位だけ増やす方法です。なので最初の賭け金は少なくても7単位ほどは必要になります。
※2倍配当のゲーム(勝か負けるか)では、一般的に連敗は多くても7連勝(連敗)前後までだからです。ただし、たまにそれ以上の連敗もあります。
一度の勝ちで全ての負けを取り返すことはできないが、負け続けてもチップの減りは緩やかになるのが特徴です。
次をご覧ください。
ゲーム回数 | 賭け金 | 勝ち負け | 損益 | 累積損益 |
1 | 7ドル | ○ | +7ドル | +7ドル |
2 | 6 | ○ | +6 | +13 |
3 | 5 | × | -5 | +8 |
4 | 6 | × | -6 | +2 |
5 | 7 | × | -7 | -5 |
6 | 8 | ○ | +8 | +3 |
7 | 7 | × | -7 | -4 |
8 | 8 | ○ | +8 | +4 |
9 | 7 | ○ | +7 | +11 |
10 | 6 | × | -6 | +5 |
5ドルの利益が出ています。
仮に負けが先行した場合は次のように
ゲーム回数 | 賭け金 | 勝ち負け | 損益 | 累積損益 |
1 | 7ドル | × | -7ドル | -7ドル |
2 | 8 | × | -8 | -15 |
3 | 9 | × | -9 | -24 |
4 | 10 | ○ | +10 | -14 |
5 | 9 | ○ | +9 | -5 |
6 | 8 | × | -8 | -13 |
7 | 9 | ○ | +9 | -4 |
8 | 8 | × | -8 | -12 |
9 | 9 | ○ | +9 | -3 |
10 | 8 | ○ | +8 | +5 |
同じ結果になりましたね。
勝率50%だと利益が出るようです。ただし、負けが続いて負け回数のほうが多いと損失が大きくなり、勝ちが続いて勝ち回数が多いと利益が大きくなるようです。
ゲームを長く続けて、勝率が50%に収束すると利益が出るようなイメージですね。
ダランベール法は勝ち逃げすることが大事
勝ちが先行して利益が出ているときは、勝ち逃げがおすすめです。
負けが先行しているときは、一定のところで損切りするか、資金が豊富な場合はゲームを続けて勝率が50%前後に戻り利益が出たところで勝ち逃げするのがおすすめです。
負けが続いても大きな損失にはなりにくいので、長く楽しめるのが特徴です。
また、それぞれの逆の賭け方をする手法も存在し、バリエーションもあるようです。
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