ベッティングシステムで「グッドマン法」というのがありまして、ミスティーノからくるメールで紹介されていました。
オンラインカジノからのメールでベッティングシステムの紹介が来ることはまずないので、効果があるのか試してみました。
グッドマン法の使い方は次のようになります。
1.2倍配当のベット位置で使う。<赤・黒>、<奇数・偶数>、<大きい数字・小さい数字>で使います。
2.勝ったら賭け金の単位を1⇒2⇒3⇒5と増やしていく。最高でも5まで。負けたら1に戻す。
これだけです。
ゲームを始める前に、このやり方でゲームをしてどんな意味があるのだろうかと考えました。
1ドルで開始とすると、連勝するほど利益が大きくなり、4連勝後に負けると11ドルの利益から一気に5ドルが減りますが、それ以降は1ドルの損失で済むということでしょうか。
ただし、どこに連勝が来るかは読めませんし、配当2倍のベット位置では連勝もふつうは4連勝、よくても5連勝か6連勝までです。
1ドルで開始なら5連勝すると16ドルの利益ですが、次に負けると一気に5ドルが減ります。
累積損益がマイナスの場合は、次に勝っても損失をすべて取り戻せるものではありません。
上記の太字のところがその特徴のようです。
1ドルで開始すれば、仮に20回スピンして全部負けても20ドルの損失で済むのは、たしかに少ない損失で遊べそうですね。
実際にゲームで試してみることにしましょう。赤・黒の赤に賭け続けました。
回数 | 賭け金 | ベット位置 | 勝敗 | 損益 | 累積損益 |
1 | 1ドル | 赤 | ○ | +1ドル | +1ドル |
2 | 2 | 赤 | ○ | +2 | +3 |
3 | 3 | 赤 | ○ | +3 | +6 |
4 | 5 | 赤 | × | -5 | +1 |
5 | 1 | 赤 | ○ | +1 | +2 |
6 | 2 | 赤 | × | -2 | 0 |
7 | 1 | 赤 | ○ | +1 | +1 |
8 | 2 | 赤 | ×(ゼロ) | -2 | -1 |
9 | 1 | 赤 | × | -1 | -2 |
10 | 1 | 赤 | ○ | +1 | -1 |
11 | 2 | 赤 | × | -2 | -3 |
12 | 1 | 赤 | ×(ゼロ) | -1 | -4 |
13 | 1 | 赤 | ○ | +1 | -3 |
14 | 2 | 赤 | × | -2 | -5 |
15 | 1 | 赤 | × | -1 | -6 |
16 | 1 | 赤 | × | -1 | -7 |
17 | 1 | 赤 | × | -1 | -8 |
18 | 1 | 赤 | × | -1 | -9 |
19 | 1 | 赤 | ○ | +1 | -8 |
20 | 2 | 赤 | ○ | +2 | -6 |
21 | 3 | 赤 | × | -3 | -9 |
おおむね20回のスピンを1ゲームとしていたので、20回目の連勝のあと、もう1回やって負けが出たのでゲームを降りました。
結果は9ドルの損失で終わりました。
なんとなくすっきりしないゲームです。
さらに次に、赤に賭け続けるのではなく、赤に賭けて負けたら黒に、また負けたら赤にというふうに、ベット位置を変えてみました。
その結果も20回スピンして8ドルの損失で終わりました。
ちなみにこのゲームをマーチンゲール法でやっていれば20回目で+9ドルの利益が出ます。
実際にやってみて、積極的に勝つ手法ではなさそうです。
下手をすると、いつまでもズルズルと続けることになりそうです。
テーブルゲームで使うとすれば、連敗での損失が小さいので、出金条件の達成に使うのはいいかも知れませんね。
グッドマン法を使ってみた結果でした。実際にやってみてお確かめください。
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