マーチンゲール法 連敗時のベット額 一覧表

テーブルゲームのベッティングシステムでは、特に高確率で勝てる手法のココモ法やマーチンゲール法が広く使われています。

特にマーチンゲール法は、負けたら賭け金を2倍にして行く方法なので、連敗が続くと賭け金が急激に大きくなっていきます。

マーチンゲール法で10連敗したら次の賭け金はいくらになるのか、そのときの累計損失はいくらなのか。

また、手持ちのキャッシュから考えて、最初の賭け金をいくらにしたらいいのかといった目安のために一覧表を作ってみました。

マーチンゲール法とは

倍率2倍（配当率2倍）のゲームで使う方法です。具体的には、ルーレットの赤・黒、奇数・偶数、小さい数字・大きい数字や、バカラ、ブラックジャックで使う手法です。

賭け方

１．最初の賭け金を決める
２．負けたら次の賭け金は2倍にする
３．その後も連敗が続けば、前回の2倍にしていく
４．勝ったら次は最初の賭け金に戻す

マーチンゲール法は、連敗しても1度の勝利でこれまでの損失を全部取り戻せる方法です。

ただし勝ったときの利益は最初の賭け金と同額です（1ドルで始めれば連敗後に勝った勝利金も1ドル）。

ただし、勝つたびに最初の賭け金と同額の利益が出るので、利益を上げるためには回数多く勝つことです。

マーチンゲール法の場合、連敗回数は一般的には最高で7連敗あたりです。

私は余裕を見て10連敗時（確率1000分の1）の累計損失と11回目の賭け金をあわせた金額が手持ちにあるかどうかで勝ち続けられるかを判断しています。

★ 最初は0.1ドルで始めてようすを見てください。5連敗や6連敗は普通にありますから、十分な資金がない場合は、1ドル以上で始めるのは危険です。

マーチンゲール法を使用時のベット額一覧表

次の表は、最初の賭金が0.1ドル、0.2ドル、0.5ドル、1ドル、5ドルで開始した時の、連敗時のベット額です。（ ）内は累計損失です。

この表を見ると、例えば1ドルで開始したときに10連敗時の累計損失は1023ドルで、11ゲーム目に賭ける金額は1024ドルです。合わせて2,047ドルのキャッシュを持っていれば、ほぼ万全でしょう。

10連敗が最大として、さらにゲームを続けるには、11回目の賭け金を持っていなければならないので、最初の手持ちは「11回目の賭け金」＋「10連敗時の累計損失」のキャッシュが必要なことがわかります。

※ 10連敗以上も確率的には無視できないため必勝法ではありません。

ココモ法と違いマーチンゲール法は倍率2倍なので、勝率は約50％です。

つまり10回やれば平均して5回は勝てることになるので、ココモ法の17連敗（確率1000分の1）に相当するのが、マーチンゲール法では10連敗（確率1000分の1）になるわけです。

マーチンゲール法は、勝ちやすい方法とも言えます。

その分、連敗後の利益は最初の賭け金分しかありませんが、勝つたびに最初の賭け金分が利益として加算されるので、1ドルで開始して20回やって10回勝てば10ドルの利益が出ます。

利益を確定するためには「勝ってゲームをやめること」が必須条件となります。

この表を参考にして、手持ちキャッシュから最初の賭け金を決める際の参考にしてください。

少ないキャッシュでも運さえ良ければ勝ち進むことは不可能ではありません。ただ、連敗が続くとどうしても資金不足になるので無理は禁物です。