ベラジョンカジノを含め、日本で利用できるオンラインカジノは、すべて海外に所在のあるものばかりです。
ベラジョンカジノやミスティーノなどは、無料版のテレビCMも流しているので知名度はそこそこあります。
ただ、ベラジョンカジノは知っているけれど、運営会社がしっかりしたところなのかは、殆ど知られていないのが実情ではないでしょうか。
そこで、運営会社がどんなところなのかを調べてみました。
運営会社の危険性・信頼性
2021年現在、ベラジョンカジノの運営会社は、オランダ領キュラソーに所在のある「Breckenridge Curacao B.V.(ブレッケンリンジ・キュラソー)」という会社です。
所在地は、公式サイトに記載がありますが「36 Julianaplein, Willemstad, Curaçao」となっています。
キュラソー国の位置 オランダ領です
ブレッケンリンジ・キュラソーの場所
なお、ベラジョンカジノには無料版も存在しますが、無料版サイトは運営会社が異なり、「Centrix Capital INC」というイギリス領ベリーズ(旧ホンジュラス)の会社によって運営されているようです。
ベラジョンカジノは、以前はMGAライセンスを取得した「Dumarca Gaming Ltd」という会社によって運営されていました。
調べてみますと、「Breckenridge curacao B.V.」は、親会社の「Dumarca Gaming Ltd」から独立して立ち上げられた会社だそうです。
つまり「Dumarca Gaming Ltd」の子会社ということですね。
親会社である「Dumarca Gaming Ltd」は、さらにその親会社である「Dumarca Holdings PLC」が2015年に「Intertain Group Ltd」によって買収されており、「Intertain Group Ltd」は、トロント証券取引所の上場企業であるとのことです。
整理するとこうなります。
親会社「Dumarca Holdings PLC」は、カナダ・トロントの上場企業「Intertain Group Ltd」の傘下にある。
-子会社「Dumarca Gaming Ltd」は、以前の運営会社(MGAライセンス)で、ロンドン市場上場会社であるGamesys Group plc(ゲームシス・グループ株式会社)の傘下にある。
--孫会社「Breckenridge curacao B.V.」:現在の運営会社(キュラソーライセンス)
ややこしいですが、親会社はいずれも上場企業であるということが分かります。大企業のようです。
海外の企業のことなので、詳細は掴みづらいですが、親会社が上場企業であるという意味では危険性は薄く、信頼性はあると言えるのではないでしょうか。
Google MAPで「Breckenridge Curacao B.V.」の所在地である「36 Julianaplein, Willemstad, Curaçao」を検索するとこのあたりです。
運営の危険性・信頼性
海外企業というのは、日本企業に比べて非常にドライな面があります。
オンラインカジノは、マネーロンダリングなどの悪の温床になりやすく、不正を防ぐために非常に厳しい運営が行われています。
それが往々にして、規約の何かに抵触したり、抵触しそうな行動があったりして、出金しようとしたらアカウントが凍結されていたなどという事案が危険性として認識されがちです。
また運営会社は営利企業ですから、全体の入金額に対して出金額が非常に多く嵩んだりすると、一時的に出金を停止して調査を行うということも起こりえます。
厳格な運営=危険というのはちがいますね。
ベラジョンカジノが良いのは、完全日本語対応のスタッフがいて、こちらの問い合わせや質問にきちんと答えてくれるところです。
これが、日本語のわからない会社だと、「できない」「ノー」だけで済まされてしまうこともよくあると聞きます。
こちらからは姿が見えない海外企業なので、ノーリスクとか危険性はないとは言えない面があることは確かです。
クレジットカードで入金すると、たちの悪い危険性の高いオンラインカジノだと、クレジット情報が流出して不正使用されたということも聞きますが、ベラジョンカジノではそのようなことは一切聞きません。
また、アカウント登録した後で、知らない会社から営業メールが届いたりすることが一切ないので、情報管理もしっかりしていると予想できます。
ベラジョンカジノは、英語と日本語でサイトが構成されているけれど、90%以上が日本からのアクセスとのことです。
トータルで考えると、完全日本語対応でサポートがある程度しっかりして、情報の流出もなさそうだし、ベラジョンカジノは危険性は薄く、安全性が高いと考えていいのではないでしょうか。
入出金の危険性・信頼性
ベラジョンカジノに出金を依頼したとき、承認がなかなか降りない事案があることは聞いたことがあります。
私はそのようなことにあったことがないので推測になるのですが、規約に抵触しているか、抵触が疑われる事案なのだろうと思われます。
規約に抵触していると出金申請は承認されません。
たとえば、ボーナスで賭けることができる金額には上限があって、スロットなら6.25ドルまで、テーブルゲームなら25ドルまでです。
これに抵触すると最悪、アカウント凍結になります。
このようなことが危険性として認識されているとしたら、これも危険性というのとはちょっと違いますね。
もしも納得がいかないことがあったら、後日の証拠のために、画面のスクショを撮ったり、メール内容を印刷して残しておき、筋道を立ててサポートと交渉することで解決できた事案を聞いたことがあります。
入出金そのものでは、クレジットカードでの入金や、銀行送金での出金、ビットコインでの入出金は、まず問題ありません。
危険性という意味で心配されるのは、ecoPayz、Vega Wallet、MuchBetterなどの海外の電子決済システムですが、これらについても入出金でトラブルに合ったことはありません。
ただ、金融機関ではない、これら海外の決済企業は、日本語対応とされていても専任のスタッフがいるわけでもなく、問い合わせても英語を日本語に直訳したような返事が帰ってくるだけだそうで、英語がわかり、取り扱いに慣れている方が利用したほうがいいと思います。
以上、ベラジョンカジノの危険性について考察してみました。
海外の企業ですから、100%安全であるとは言えないかもしれません。ある程度のリスクは想定して利用するのがいいと思います。
オンラインカジノという分野でもありますし、海外企業でもありますから、トラブルがあっても消費者センターには相談しにくいかもしれませんが、情報提供にもなりますので相談することは、むしろいいことと思います。
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