ベッティングシステムの中でも、ココモ法はルーレットと相性のいい手法です。
ただ、連敗が続くと賭け金がどんどん大きくなっていくので、十分な手持ちキャッシュとテーブルリミットの大きいゲームを選ぶ必要があります。
ルーレットのテーブルリミットは、賭け金の上限が1,000ドルから5,000ドルまであるのが普通で、ライブカジノだと上限1万ドルというテーブルもあります。
それに、ルーレットでは毎回のスピンが完全に独立していて、前回の結果に影響されません。
これが、ルーレットがココモ法に向いている理由です。
ココモ法は、2連敗したら賭け金を「前回の賭け金+前々回の賭け金」に増やしていくやり方で、勝てばリセットして賭け金をもとに戻します。
手持ちキャッシュが十分にあれば、勝つまでゲームを続けて、勝てばそれまでの損失を一気に回収した上に大きな利益を得ることができます。
13連敗以上することは滅多にありませんが、15連敗、16連敗もごくまれにあります。
そのときに、ゲームを降りるタイミング(損切りの時期)を間違えると、それこそスッカラカンになってしまいます。
そうならないうちにゲームを降りるプランを持っておくことは大切だと思います。
今は、損失だけを回収する方法をプランBとして行っていますが、キャッシュが少ないときは、思い切って損切りするのも究極の方法です。
ココモ法 損切りのタイミング
手持ちキャッシュ700ドルで開始し、1ドルベッドでプレイしたとします。
12連敗すると累積損失は366ドルになり、次の賭け金は144ドルになります。この時点でキャッシュ残高は334ドルですから、次の賭け金分はあります。
さらに13連敗すると累積損失は599ドルになり、次の賭け金は233ドルにもなります。
この時点でキャッシュ残高は101ドルですから233ドルの賭け金を払えませんから、負けが確定します。損失は599ドルにもなってしまいます。
ここで、最初に約700ドルあったキャッシュが101ドルに減ってしまう大きな損失となります。
もしも、12連敗時点でやめていれば、累積損失は366ドルで済み、手持ちキャッシュは334ドル残ったはずです。半分くらいは残るので、まだダメージは少ないのではないでしょうか。
一つの考え方として
「負けたらその次の賭け金が不足するというときに、負ける前に降りること」
先の例で言えば、12連敗した時点で降りるのが損切りのタイミングといえます。
次の賭け金を計算するのはちょっと面倒ですが、累積損失をきっちり把握していれば、手持ちキャッシュに対して累積損失がどれだけかがわかりますので、ぜひとも把握していたいものです。
そこで
「累積損失が最初持っていたキャッシュの半分近くまでになったらゲームを降りること」
これなら分かりやすいと思います。
手持ちキャッシュの額によっては15連敗でも賭け金はあるかも知れませんね。
なので、何回連敗したらではなく、「どれだけ手持ちキャッシュが減ったか」で考えると損切りのタイミングが分かりやすいですね。
いずれの方法にしても、負けてゼロになるのではなく、余力を残してゲームを降りることを考えたものです。
ゼロになって負けると、立ち直るのに時間がかかりますから。
欲が最大の敵 分かっているけれど
ココモ法だと、どれだけ連敗して損失が膨らんでも、次に勝てば全部取り戻せて大きな利益がつきます。
もう1回やれば勝てるかも。
これが泥沼にハマる原因です。
気持ちは痛いほどわかります。
でも、負けるときは何をやっても負けます。
ゲームによっては、よく当たるダズンの位置があるもので、連敗して弱気になってよく当たる位置に変えたら、今度はそこで連敗するなんてよくあります。
今日はダメかもというのは感覚的にわかりますよね。
キャッシュが十分にあるときは「プランB」に切り替えるのが有効ですが、キャッシュが1000ドル以下と少ないときは「損切り」が有効だと思います。
キャッシュが半分残ればやり直せます。
キャッシュを全部失うと精神的なダメージのほうが大きく、立ち直るのに時間がかかります。
「きょうはやられちゃった」で済むところでゲームを損切りしましょう。
自分なりの損切りのタイミングを考えておくと、気が楽になりますよ。
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