ブラックジャックは、ディーラーと自分との勝負です。勝つか負けるかなので、倍率2倍のゲームです。
ブラックジャックは、普通にプレイしても、ディーラーとの駆け引きで勝つ確率が100%前後から100%を超えることもあります。
唯一、自分から勝ちを取りに行けるゲームとして人気です。
そこで、マーチンゲール法を適用したらどうなるのか、試してみました。
マーチンゲール法は、負けたら賭け金を2倍にしきます。勝った時点で損失はすべて回収できて、最初の賭け金分の利益が出る賭け方です。
うまく行けば必勝法です。
そこでマーチンゲール法でブラックジャックを無料版でプレイしてみました。
ブラックジャックでマーチンゲール法をつかってみたら
ブラックジャックは、勝てば賭け金の2倍が戻ってきます。
1ドル賭ければ2ドルが戻ってきますが、これは1ドルが賭け金分なので、利益は1ドルです。
負ければ賭け金は没収です。
引き分けのときは、賭け金だけが戻ります。
1ドルから開始します。
結果は次のようになりました。
20回ディールして13回勝ちました。(13÷20)×100=65%の勝率でした。
利益は+13.5ドルでした。
もしもマーチンゲールを使わずにずっと1ドルで賭けていれば、13回勝ちで+13.5ドル、7回負けで-7ドルなので、合計6.5ドルの勝利です。
マーチンゲール法のほうが大きく勝つ結果となりました。
マーチンゲール法は勝つ回数に比例して利益が大きくなります。
14回目はナチュラルブラックジャックが出ました。1ドル賭けて2.5倍の配当なので、利益は1.5ドルです。
ほかの勝ちの状況です。
ケース1.手札が16で相手が10です。
基本戦略どおりヒット(もう1枚引く)したら4が出て21になり、勝ちました。
※基本戦略=ベーシックストラテジ
ケース2.手札が7で相手が5です。
当然ヒット(もう1枚引く)します。自分が「J」を引いたところで相手が「K」を引いてバースト(21を超える)したので勝ちました。
ケース3.手札が14で相手がAです。
インシュランス(保険)をするかとメッセージが出ました。相手カードに「A」が出ると「21」のブラックジャックになる可能性があるので、こんなメッセージが出るらしいです。
インシュランスは無視しました(あとで記載します)
基本戦略はヒット(もう1枚引く)です。自分が5を引いて19になったのでスタンド(勝負)したところ、相手が「J」、「9」と引きバーストしたので勝ちました。ディーラーは18になるまで引き続けなければなりません。
ケース4.手札が20で相手が10です。
当然にスタンド(勝負)です。相手は18になるまで引かなければならないので8を引いた時点でバーストしました。私の勝ちです。
ブラックジャックは、自分の手札と相手の1枚目のカードを見て予想しなければなりません。
自分の手札の合計が17以上なら基本戦略はスタンド(勝負)です。
勝負するとたいてい勝ちます。
自分から仕掛けて勝ちを取れるのが、ブラックジャックだけの最大のメリットです。
ブラックジャックでもマーチンゲール法が使えることがわかりました。
連敗しても次に勝ったときに累計損失を全部取り戻せるのは同じです。利益が出たところでゲームを降りれば利益が確定します。
次にインシュランス(保険)について補足します。
相手の1枚目のカードが「A」の場合は、相手が21(ブラックジャック)になる可能性があるので、インシュランスをするかどうか聞いてきます。
インシュランスとは
インシュランスとは保険をかけることです。
インシュランスを宣言すると、自動的に最初の賭け金の半額を追加でベットします。1ドル賭けていた場合にインシュランスすると0.5ドルが追加されて1.5ドルになります。
相手が21(ブラックジャック)になった場合
最初の賭け金1ドルは相手が勝ったので没収されます。
ところが、インシュランスした0.5ドルが当たった事になり、3倍の配当がもらえます。
つまり0.5ドル×3倍=1.5ドルがもらえますが、もともと0.5ドルを追加で賭けているので、利益は1ドルです。
つまり差し引きゼロで自分のキャッシュは減りません。
保険が効いたことになります。
相手がブラックジャックではなく自分が勝った場合
最初の賭け金1ドルの配当は2ドルで利益は1ドルです。
ところがインシュランスは外れたので、0.5ドルは没収されます。
差し引きは1ドル-0.5ドル=0.5ドルの利益です。
相手がブラックジャックではなく自分が負けた場合
最初の賭け金1ドルは没収されます。
インシュランスは外れたので0.5ドルも没収されます。
合計で1.5ドルの損失になります。
インシュランスの有効性は
そもそも、ディーラーの最初のカードがAだったからと言って、次が10以上のカードが出て21になるかどうかはわかりません。
ディーラーがブラックジャックになったときだけ自分にとってメリットがありますが、その他の場合は利益が減ったり損失が大きくなったりします。
有効性はないとは言いませんが、自分の手持ちカードが10以下でない限りは自分は使わないと思います。
ブラックジャックをマーチンゲール法を使って試してみてください。高い確率で勝つことができるはずです。
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