テーブルゲームにはベッティングシステムが不可欠です
その理由は、適当にやっているより高確率で勝てるからです。
できるだけ単純な方法が間違えなくて使いやすいです。
もちろん必勝法ではありません。
必勝法ではない理由は、一つには手持ち資金に限界があること。もう一つは、テーブルゲームには賭け金の上限があることです。
※ さらにベラジョンカジノでは、ボーナスで賭けるときは、スロットでは6.25ドル、テーブルゲームでは25ドルが賭け金の上限ですので、ボーナスを使ってのベッティングシステムは止めておきましょう。
この二つがある限り、必勝ではありません。逆に言えば、この二つがなければ必勝法なのですけどね。。。
ベッティングシステムと言えばマーチンゲール法
誰でも思い浮かぶのはマーチンゲール法ですね。
無料版で試してみると結構勝てます。
倍率2倍のゲームで使うので、ルーレットなら赤か黒、奇数(ODD)か偶数(EVEN)、小さい数字(1-18)か大きい数字(19-36)のいずれかに賭ける方法です。
負けたら賭け金を2倍にします。2倍にする理由は、2倍にしなければ1回の勝ちで累計の損失が全部回収できないからです。
勝率は50%(ゼロがあるので厳密には48.6%)なのですが、実際には連敗することも多くあります。
一般的には7連敗以上はあまりありません。
7連敗する確率は次のようになります。
50% ⇒ 25% ⇒ 12.5% ⇒ 6.25% ⇒ 3.125% ⇒ 1.563% ⇒ 0.781%
0.781%は、100%÷0.781%=128.04で
128回に1回起こる確率です。意外と数字の上では低いですね。
実際には、私は10連敗(1000回に1回)までは1度だけありました。
なので、10連敗がマーチンゲール法の通常の上限と考えています。
最初に1ドルを賭けたとすると10連敗での累積損失と11回目の賭け金は次のようになります。
連敗回数 | 賭け金 | 損益合計 |
1 | 1ドル | -1ドル |
2 | 2ドル | -3ドル |
3 | 4ドル | -7ドル |
4 | 8ドル | -15ドル |
5 | 16ドル | -31ドル |
6 | 32ドル | -63ドル |
7 | 64ドル | -127ドル |
8 | 128ドル | -255ドル |
9 | 256ドル | -511ドル |
10 | 512ドル | -1023ドル |
11 | 1024ドル | 勝っても+1ドル |
10連敗時の累計損益-1023ドルで資金が底をついて11回目が賭けられなければ大敗が決まります。
1000回に1回の確率は、1ラウンドで20回ベットすると、50ラウンドに1回は資金を全部失う事になり、確率としては低くはないので、そのときに損失をできるだけ少なくする方法を考えておく必要があります。
そして、資金があって10連敗後に勝ったとして、連敗後の利益はたったの1単位です。必死の思いで勝っても利益は1単位なのです。
※1単位とは最初の賭け金のこと。1ドルでスタートなら利益は1ドルです。
もちろん、勝つたびに賭け金と同額が利益として増えていきますので、1ラウンド20回やったとして、この間に10回勝ち、勝って終われば10単位の利益が出ます。
★つまりマーチンゲール法は、連敗はできるだけ少なく、勝つ回数が多ければ多いほど利益が出る方法ということになります。
ココモ法の賭け方
ココモ法はあまり実戦で使われていないようなのですが、簡単なシステムですのですぐに利用できます。
倍率3倍のゲームで使います。ルーレットならダズン、カラムのいずれかに賭ける方法です。
賭け方は次のようになります。
・最初の賭け金を決める
・2回続けて負けたら3回目の賭け金は「前回賭け金+前々回賭け金」とする
・その後も連敗が続けば、「前回の賭け金+前々回の賭け金」で賭けていく
・勝ったら次は最初の賭け金に戻す
勝率は33%(ゼロがあるので厳密には12÷37=32.4%)です。
一般的には12連敗以上はあまりありません。
12連敗する確率は次のようになります。
66% ⇒ 44% ⇒ 29% ⇒ 19% ⇒ 13% ⇒ 8% ⇒ 5% ⇒ 3% ⇒ 2% ⇒ 1.3% ⇒ 0.86% ⇒ 0.57%
0.57%は、100%÷0.57%=175.43で
175回に1回起こる確率です。これも意外と数字の上では低いですね。
実際には、私は16連敗(約1000回に1回)までは1度だけありました。
なので、17連敗がココモ法の通常の上限と考えています。
ココモ法は賭け金の上がり方がマーチンゲール法より緩やかで、マーチンゲール法の8連敗は、ココモ法なら約11連敗と12連敗の中間に相当します。
最初に1ドルを賭けたとすると17連敗での累積損失と18回目の賭け金は次のようになります。
連敗回数 | 賭け金 | 累積損益 |
1 | 1ドル | -1ドル |
2 | 1ドル | -2ドル |
3 | 2ドル | -4ドル |
4 | 3ドル | -7ドル |
5 | 5ドル | -12ドル |
6 | 8ドル | -20ドル |
7 | 13ドル | -33ドル |
8 | 21ドル | -54ドル |
9 | 34ドル | -88ドル |
10 | 55ドル | -143ドル |
11 | 89ドル | -232ドル |
12 | 144ドル | -376ドル |
13 | 233ドル | -609ドル |
14 | 377ドル | -986ドル |
15 | 610ドル | -1596ドル |
16 | 987ドル | -2583ドル |
17 | 1597ドル | -4180ドル |
18 | 2584ドル | 勝てば+988ドル |
17連敗時に累積損失4180ドルを抱えて資金が底をつくとすれば大敗します。
17連敗で負ける確率0.001%は、1000回やって1回ということで、1ラウンド20回ベットすると、50ラウンドに1回は資金を全部失う事になり、低くない確率だと思います。
そのときに損失をできるだけ少なくする方法を考えておく必要があります。
そして、資金があって17連敗後に勝ったとすると、累積損失を全部取り戻した上で、988ドルの大きな利益が出ることになります。
ここがマーチンゲール法と大きく異なる点で、連敗が続けば続くほど利益が大きくなります。
そして、連敗時の賭け金の増え方がマーチンゲール法より少ないのもメリットです。
★つまりココモ法は、連敗が続けば続くほど利益が大きくなる方法ということになります。
マーチンゲール方で10連敗、ココモ法で17連敗は、いずれも1000回に1回ほどの確率ですので、通常ではほとんど起こらないと考えています。
※確率論的にはこれ以上の連敗もあります。
いずれも十分なキャッシュを持っていれば、それ以上の連敗にもある程度は耐えることができます。
ただし1ドルベットで開始すると、これ以上の連敗ではテーブルリミット(賭け金の上限)に達する可能性が高いため、事実上はこれが上限となるのではないでしょうか。
マーチンゲール法とココモ法の比較
【マーチンゲール法】
連敗が続いても1度の勝ちで損失を全部回収できる。
しかし利益は最初の賭け金と同じ。
(1ドル開始なら1ドルの利益)
勝つたびに最初の賭け金分の利益が出るので、勝つ回数が多いほど利益が大きくなる。
連敗は10連敗あたりまで。
1ドルベットで開始するなら10連敗までを考慮すると手持ちキャッシュは2047ドル以上は必要。
【ココモ法】
連敗が続いても1度の勝ちで損失を全部回収できる。
連敗が多ければ多いほど勝ったときの利益が大きくなる。
勝つ回数よりも連敗の回数が多いほど利益が大きい。
連敗は17連敗あたりまで。
1ドルベットで開始するなら17連敗までを考慮すると手持ちキャッシュは6764ドル以上は必要。
ベッティングシステムの試し方
無料版ならいくらでも賭けて試してみればいいです。連敗がどこまで続くのかを確かめるにも無料版は最適です。
ですが、実際にキャッシュを賭ける場合は、最初の賭金は0.1ドルから始めてください。
0.1ドル開始なら、ココモ法なら17連敗しても680ドル持っていればなんとかなりますし、マーチンゲール法でも10連敗しても250ドルあればなんとか耐えられますから。
どちらも勝ってゲームを降りれば必ず利益が出ます。
マーチンゲール法とココモ法は、どちらが使いやすいかは実際にやってみて使いやすいと思う方法を使うのが一番だと考えます。
勝つためには、勝ってゲームを降りることだけを考えてください。そうすれば勝ち続けることは可能だと思います。
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