ギャンブルで得た勝利金は、すべて一時所得になります。ベラジョンなどでも同様です。
基礎控除額が50万円あるので、1年間に50万円を超える勝利金を得た場合には、確定申告で税金を収める義務が生じてきます。
会社員などの給与所得者の場合では、オンラインカジノの勝利金が年間90万円を超える場合に税金が発生します。
ここまでは原理原則なので、納税はやむを得ません。
パチンコ、パチスロ、競馬などとベラジョンなどのオンラインカジノが根本的に違うのは、前者が国内のギャンブルなのに対して、ベラジョンは国外のギャンブルだという点です。
国内のギャンブルでは
国内のギャンブルの場合は、その場で換金してしまえば銀行などには記録が残りません。
競馬なら払い戻し機に当たり馬券を入れれば、機械が自動的に読み取って現金が出てきますし、100万円を超える当たり馬券は、窓口で換金してもらえます。
個人情報も今のところ必要ないので、その場で現金でもらう限りは、税務署はだれがいくら当てたなんて分かりません。パチンコやパチスロも同じです。
※ネットで馬券を購入した場合は、個人情報がすべて残ります。
法律上、50万円を超える勝利金を得た場合は確定申告しなければなりませんが、勝利金を現金で貰う場合は、おそらくだれも申告していないでしょう。
ただし、2021年からは1000万円を超える勝利金を獲得した場合は、氏名、銀行口座番号、レース情報などを国に報告することになっているので税務署は把握できます。銀行に預け入れたりすると記録も残るのでまず発覚します。
一時所得の最高税率は45%です ⇒ 儲けたお金の税金のページ
申告しないで隠蔽したすえに発覚した場合は、これに重加算税(最高40%)が上乗せされる可能性がありますのでご注意。
大きなお金を得た場合は、確定申告で税金を収めて堂々としている方が楽だと思います。
オンラインカジノでは
ベラジョンカジノを始め、海外のオンラインカジノで得た勝利金は、オンラインカジノのご自身のアカウントや、電子決済システムのecoPayzなどの口座にある限りは、何億円あったとしても日本の税務署では分かりませんし、海外の会社に報告を求める権利もありません。
でも、一般的には大きな勝利金は早く手にしたいものですよね。ecoPayzにしても銀行ではないし海外の決済機関ですから、お金をためておくところではありません。安全のためにも早く自分の国内の銀行に送金したいものです。
国内の銀行に送金を受けた時点から記録が残ります。現在は海外からの送金ではなく、日本国内の決済代理業者からの国内振込ですので、普通の振込と変わりませんから、通常はわかりません。
ただし、税務署の方もオンラインカジノには神経を尖らせているようなので、おおむね1000万円以上の大きな金額を特定の決済代行会社から振り込まれた場合は、調べればバレる可能性は極めて高いです。
脱税の時効は5年です。
バレれば、上記のように最高税率45%+重加算税40%にならないとも限りません。もし勝利金を使ってしまって税金が払えなければ大変なことになります。
税金は、たとえ自己破産しても免除にならないのです。
やはり、勝利金を得た場合は確定申告して税金を収めて堂々と過ごしましょう。
税金を払ったから警察に摘発されるのではと心配になる方がいるかも知れませんが、税法と刑法は全く別の問題ですし、お金を賭けたという記録は海外のベラジョンなどの運営会社にしかありませんから、立証は困難だと思われます。
ベラジョンカジノの利用規約2-1-7には次のように記載されています。
2.1.7
「当社から受け取った勝利金に対して、関連する法律に基づいて請求される可能性がある税金の申告、会計、および支払いはすべてユーザー一人の責任です。」
★ 勝利金にかかる税金はきちんと支払いましょう。
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